自動車関連業界の現状は?
自動車関連市場は、新車販売が低迷する一方で、中古車販売やカーリペアなどの需要は底堅さを見せています。新車購入を手控えるかわりに、中古車を購入したり、既存の愛車を修理して対応する人が増えているのです。ガソリンスタンドもカーリペア事業やカー用品販売に力を入れています。カー用品店はリペアや整備の市場に参入するケースが増えています。競合が激化するなか、各社はサービス内容の充実や料金の透明化などによって、差別化を図ろうとしています。
自動車販売の起業
自動車の起業で最も多いのが中古車販売です。中古車販売業界では、独立系として起業した会社が健闘しています。自動車メーカー系列の中古車販売店網に対抗し、大規模展示場やネット販売で独自性を発揮しています。フランチャイズ制を採用して多店舗展開するチェーン店の勢力が拡大しています。また、日本で中古車を買い取って、海外で販売するビジネスも、参入者が増えています。最近の円高が収益は減っていますが、経済成長が続くアジアなど新興市場向けの中古車輸出は、今後も伸びると予想されています。インターネットで中古車やカー用品を買い取り、転売するビジネスも注目を集めています。一方、最近注目を集めている車体のリペア市場では、軽板金を扱うだけでなく、自動車関連サービスを複合的に手がける業者が増えています。
自動車リペア・整備ビジネスの起業
自動車整備業には、点検・整備までを行い、検査は国の車検場で行なう「認証工場」と、自社で点検・整備・検査までできる「指定工場」があります。自動車整備業を始めるには、「認証工場」の資格をかならず取得しなければならなりません。リペア工場では、社員教育が重要になります。受付や顧客対応を担当する従業員だけでなく、整備士もサービス精神を持って、すがすがしい接客をすることが必要だと言われています。
自動車ビジネスの起業と価格
カーリペアや自動車整備サービスの市場では、料金の低下傾向が続いています。これは、ユーザー車検が普及する一方で、「格安」をうたった車検業者が増えたためです。起業にあたっては、商圏内にある既存店の料金や需要動向を見極めて、戦略的に決める必要があります。ポイントとなるのは、個々の整備料金を一覧表にしてお客さんに分かりやすく開示することです。料金体系があいまいだと、顧客に不信感を持たれてしまう恐れがあります。また、早期予約や車両持ち込みをした場合の割引や、車内のクリーニング・消毒、休日整備といった差別化のためのサービスを増やすことが、生き残るうえで重要だといわれています。
自動車販売とフランチャイズ
中古車販売には、中古車専業店、買い取り専門店、オートオークション業などが様々なスタイルがあり、自分にあった業態を選べます。フランチャイズ制を採用しているチェーン店も少なくありません。自動車業界の起業スタイルとして脚光を浴びているカーリペアは、クルマのボディなどのキズや凹みを修復するサービスです。フランチャイズの中には、無店舗・出張サービスのみで起業できるメニューを用意している本部もあります。開業時の手軽さが起業家に好評です。
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